読売新聞オンラインのニュース記事でドッペルゲンガードメインについての記事があった。ドッペルゲンガードメインというのがよくわからなかった・・・
滋賀県教育委員会は31日、県立湖南農業高校(草津市)の教諭が、私用アドレスにデータを送信する際、メールアドレスのドメイン(インターネット上の住所)の入力を誤り、生徒140人分と、49事業所の情報などが含まれるメールを誤送信したと発表した。悪用は確認されていない。
滋賀県立高教諭、「gmail」でなく「gmeil」に誤送信…生徒140人分の個人情報流出 : 読売新聞
僕だとこのケースの場合、typosquatting domain(略してタイポドメイン)と言いそうだけどどうなんだろう。
タイポドメインとは、ユーザーがサイトのドメイン名を誤って入力してしまい正規のサイトではないサイトが表示されるドメインのことです。キーボードでのタイプミスやスペルの間違いにより本来意図したサイトと違うサイトにアクセスするように異なるドメインに誘導されます
というのが僕の認識なので今回の件、gmeil[.]comはタイポドメインというのでは?と思っていたりする。昔からあることで、2000年初期はタイポドメインをドメインパーキングに預けているだけで100万ドル以上稼いだ人とかいたらしい。ただ、これらは基本的にドメインを直打ちする文化のある英語圏の人を対象にしたワンワードの英単語だった。今回のようなケースは実は凄い多いと思う。ドメイン名の入力ミスはだれでもありうるので、対策を考えてみたけど手っ取り早くIMEにgmail.comを辞書登録したらいいんじゃないかな。どうだろう。
じゃあ、ドッペルゲンガードメインというのはなんだろうと思ってグーグル先生に聞いてみたけど、いまいち違いがよくわからない。
ドッペルゲンガー・ドメインとは、正規の完全修飾ドメイン名(FQDN)と同じ綴りだが、ホスト/サブドメインと上位ドメインのラベル間のドットを欠き、悪意のある目的で使われるドメイン名である。
ドッペルゲンガー・ドメイン – Wikipedia
個人的にはドッペルゲンガードメインというのはTLD(Top Level Domain)の違いのケースなどかなという認識。ただ、どちらも悪意を持った人がドメインを取得していることも少なくないため注意が必要かなと思います。
タイポドメインもドッペルゲンガードメインも入力ミスが元にあると思うので、みなさんも気をつけましょう!
コメント