スマホケースやノートパソコンでも時々見かけるmil規格。mil規格というのはざっくり説明すると米軍が必要とする様々な物資に使われる規格で、耐久性など信頼性が高く米軍が厳しい環境下でも使えることを前提とした規格です。なので、スマホーケースやノートパソコンの場合でいうと耐衝撃などの耐久性が高いことを示しています。ただ、、、amazonなんかで安い価格で売っているスマホケースが本当にmil規格をクリアしたのかどうかイマイチ信じていませんが、、、。ASUSのTUFシリーズもmil規格をウリにしていますね。
ドメインに詳しいであろうアメリカで起こったニュースがあったのでピックアップしました。
米軍宛の数百万件のメールがドメイン名のタイプミスでマリ共和国に誤送信されていたと、米Financial Timesが7月17日(現地時間)、マリのドメインを管理するオランダの起業家、ヨハネス・ズールビア氏の説明に基づいて報じた。米国防総省下の米軍のドメインは「.mil」で、マリのドメインは「.ml」だ。
米軍宛メール、ドメイン名タイポで大量にマリ共和国に誤送信 「.mil」を「.ml」で – ITmedia NEWS
こんなことあるの?と思うのですが、米軍関係者でもタイポしてしまうという。タイポとは今回のケースでいうと、.milというアメリカ軍関係者などしか使えないトップレベルドメイン(TLD)です。milはmilitalyの略で1985年に作られたトップレベルドメイン(TLD)です。.milではなく.mlに送信していたことが今回発覚して数百万のメールが誤送信されていたとのこと。よりにもよって、マリ共和国ですよ。マリ共和国のカントリーコードトップレベルドメイン(ccTLD)が.mlなんですが、マリ暫定政府は民間軍事会社ワグネルと関係が深いそうで、、、米軍参謀総長のインドネシア訪問の詳細な日程など本来機密扱いのメールなども誤送信していたんだとか・・・
この問題はJohannes Zuurbier氏が.mlを管理していて何度もアメリカ政府に働きかけたらしいけど対応しなかったという・・・アメリカでもお役所仕事的な事が起こるんだね。管理がJohannes Zuurbier氏の手から離れるのでFinancial Timesが記事にしたそう。いやーアメリカ軍といえば世界最強の軍隊でしょ?それなのに、こんなことが起こるんだね。高官の出張情報やパスポート番号、兵器生産についてなど多岐にわたるようで・・・米軍はついこの間も機密文章が流出ばかりだけど。日本も何処でどんな情報が流出するかわからないので、気をつけてほしいですね。

関係者は.mlにメールできないようにすればいいだけとは思うけど・・・ドメイン直打ち文化の違いなんだろうか・・・
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